「沈曾植没後100周年記念 海日生華/日中書道交流展・第9回翰墨書道会展」を開催 蘇士澍会名誉会長による題字 書道交流展案内 人民中国 中文導報
会場 中国文化センター(港区虎ノ門3-5-1 37森ビル1階) 主催:翰墨書道会(日本王蘧常先生顕彰会)、中国文化センター 協力:芸術新聞社 後援:中国駐日大使館文化部、日本アジア共同体文化協力機構、日中文化交流協会、東京華僑総会、日中関係学会、全日本華人書法家協会、杭州金石全形非遺保護発展中心、蘭亭書会、中文産業社、上毛新聞社 <趣旨> 日中国交正常化50周年の今年は、近代中国の著名な儒学者・書家である沈曾植翁(1850-1922)の没後100周年でもあります。 沈曾植翁は当会郭同慶会長の恩師・王蘧常先生の師匠であり、当会の「源流」と位置付けることができます。そこで当会では、沈曾植翁の没後100周年を記念した展示会を開催することといたします。併せて、日中国交正常化50周年を記念し、日中間の書道交流や相互理解の促進に貢献したいと思います。 展示会では、日本と中国を代表する書家15名ずつ、計30名の作品を招待し、当翰墨書道会メンバーの作品を合わせ、約60点を出品します。その内容は①沈曾植翁の遺墨(複製)②沈曾植翁の詩詞や聯句を書にした作品③翁の功績を讃えた詩詞や聯句の書作④翁の書を臨書した作品、となります。 (注1)今回の書道展のキャッチフレーズは「海日生華」です。 「海日」は沈曽植翁の書斎名・海日樓を指します。「生華」はすばらしい文書や書画が花の咲く如く生み出される、を意味します。つまり「海日生華」は、沈曽植翁の海日楼で素晴らしい文芸の華が開いた、ということです。 (注2)沈曾植翁は近代の上海を代表する書家です。80年代に上海書画出版社が出版した《海派代表書法家シリーズ作品集》(全10巻)では、沈曾植翁は呉昌碩に次いで第2巻目に登場しました。第3巻以降は弘一、沈尹默、王蘧常、来楚生、潘伯鷹、白蕉、陸𠑊少、謝稚柳となっており、いかに沈曾植翁が高く評価されているかを知ることが出来ます。 |
主な出品作品 |
講座「各王朝の書体と漢服」を開催
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