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4000年の歴史を有する伝統的な中国書法を
基礎から始めて各書体、特に隷書や章草まで
しっかりと学びます
























 

  
 

 翰墨(かんぼく)書道会(王蘧常先生顕彰会)では、来日35年の郭同慶(かくどうけい)が会員のレベルに応じた個人指導を行っております。郭同慶は上海出身で、いまも上海中国書法院海外副院長などを務め、中国書法界との太いパイプがあります。皆さん、中国書法を本格的に始めてみませんか。


初心者の方も歓迎します。
 書道は昔、小学校で習っただけという方、多少の経験はあるがもう一度挑戦したいという方、やりたいという意欲さえあれば大いに歓迎します。

隷書や六朝書も学べます。
 お稽古は、楷書の「千字文」からスタートし、さらに他の書体にも挑戦していきます。王羲之(おうぎし)顔真卿(がんしんけい)などの楷書・行草書だけでなく、一般の書道教室ではあまり取り上げない曹全碑(そうぜんひ)乙瑛碑(いつえいひ)といった隷書の漢隷碑拓や北魏の六朝書、清朝の趙之謙(ちょうしけん)呉昌碩(ごしょうせき)なども学べます。1~2年に一回、外部公開の書道展示会も行っています。
「章草」の普及・発展に力を入れています。
 日本ではほとんどなじみのない「章草」も学べます。本書道会は、漢の時代に盛んだった「章草」という書体を復活させ、「昔は王羲之あり、今は王蘧常(おうきょじょう)あり」と高く評価される王蘧常(1900~1989年)の流れを汲んでいるからです。一時はすたれていた「章草」の研鑽、普及・発展に力を入れております。 
中国書法界の動きをフォローしています。
 本HPでは、「著名な書家に学ぶ」欄で書法の歴史を取り上げています。また「最近の中国書法界の動き」欄では、最近の書法界の動きをフォローしています。

 翰墨書道会

 日中二人書画展を開催 
            
期間:2023.11.6~10 場所:中国文化センター   展示会案内の詳細
 
翰墨書道会・日本王蘧常先生顕彰会(会長:郭同慶)が、中国文化センター、株式会社柔城と共催して、「両岸猿聲方攸敏・藤村遠山/傘寿記念 日中二人書画展」を開催します。
 日中の二人が出会ったきっかけは、共に1944年生まれの申年で、まもなく80歳を迎えることでした。方攸敏は上海を拠点にたくさんの花を描いて、花王とも称されています。藤村遠山は中国報道に長い間携わったあと、70の手習いで書を始め、「章草」を中心に実績を積んでおります。
 歩んできた道は全く違っても、激動の時代を生き抜き、それなりの年輪を重ねてきました。そこで「日中二人書画展」を開いて、「傘寿」を共に祝い合おうではないか、という運びになりました。日中両国の申年生まれが競い合うということから、タイトルは「両岸猿聲」と名付けました。
 展示会では方攸敏が、紫陽花、紅梅、白牡丹、ムクゲ、木蓮、牡丹、フリージア、オクラなど20点余りの花の絵を出品します。また、藤村遠山は清朝の書家、鄭板橋の代表作「難得糊塗」の大字章草、80歳を迎える心境を語った自詠詩の四連幅作「八秩詠懐」など20点近い書を出品します。
 日中間での二人展開催というのは、最近ではほとんど例がありません。今年は「日中友好条約」締結45周年であり、日中の文化交流促進にも役立つのではないかと期待しております。     

  講座「各王朝の書体と漢服」を開催

 翰墨書道会(会長:郭同慶)は1011日(火)から14日(金)まで中国文化センターで、「沈曾植没後100周年記念 海日生華/日中書道交流展・第9回翰墨書道会展」を開催しましたが、そのイベントの一つとして1013日(木)に同じ会場で、講座「各王朝の書体と漢服」を行いました。中国各時代にどのような種類の漢字(書体)が使われていたか、またそれぞれの時代にどのような漢服が流行していたか、「漢字」と「漢服」をコラボさせて、時代の変化や特徴を紹介しました。ユニークなイベントとして、講評を博しました。             イベントの詳細

開催日時:2022/10/13() 14:0016:00
会場:中国文化センター
講師:郭同慶、蔡嘉楓
募集人数:25 (先着順)

 蘇士澍名誉会長が中国北朝碑刻書法研究中心顧問に、郭同慶会長が陝西近代書法研究所研究院研究員にそれぞれ就任

 2022年4月、蘇士澍名誉会長が中国北朝碑刻書法研究中心顧問に、郭同慶会長が陝西近代書法研究所研究院研究員(任期5年)にそれぞれ就任した。なお、郭同慶会長はすでに2019年2月、中国北朝碑刻書法研究中心顧問に就任している。中国北朝碑刻書法研究中心、陝西近代書法研究所研究院はいずれも西安交通大学城市学院芸術系に所属している。  蘇士澍名誉会長顧問就任  郭同慶会長研究員就任  
 「沈曾植没後100周年記念 海日生華/日中書道交流展・第9回翰墨書道会展」を開催    書道交流展案内

 会期 2022年10月11日(火)―2022年10月14日(金)   
 会場 中国文化センター(港区虎ノ門3-5-1 37森ビル1階)
 主催:翰墨書道会(日本王蘧常先生顕彰会)、中国文化センター
 協力:芸術新聞社
 後援:中国駐日大使館文化部、日本アジア共同体文化協力機構、日中文化交流協会、東京華僑総会、日中関係学会、全日本華人書法家協会、杭州金石全形非遺保護発展中心、蘭亭書会中文産業社、上毛新聞社
<趣旨>
 日中国交正常化50周年の今年は、近代中国の著名な儒学者・書家である沈曾植翁(1850-1922)の没後100周年でもあります。
 沈曾植翁は当会郭同慶会長の恩師・王蘧常先生の師匠であり、当会の「源流」と位置付けることができます。そこで当会では、沈曾植翁の没後100周年を記念した展示会を開催することといたします。併せて、日中国交正常化50周年を記念し、日中間の書道交流や相互理解の促進に貢献したいと思います。
 展示会では、日本と中国を代表する書家15名ずつ、計30名の作品を招待し、当翰墨書道会メンバーの作品を合わせ、約60点を出品します。その内容は①沈曾植翁の遺墨(複製)②沈曾植翁の詩詞や聯句を書にした作品③翁の功績を讃えた詩詞や聯句の書作④翁の書を臨書した作品、となります。

(注1)今回の書道展のキャッチフレーズは「海日生華」です。「海日」は沈曽植翁の書斎名・海日樓を指します。「生華」は すばらしい文書や書画が花の咲く如く生み出される、を意味します。つまり「海日生華」は、沈曽植翁の海日楼で素晴らしい文芸の華が開いた、ということです。

(注2)沈曾植翁は近代の上海を代表する書家です。80年代に上海書画出版社が出版した《海派代表書法家シリーズ作品集》(全10巻)では、沈曾植翁は呉昌碩に次いで第2巻目に登場しました。第3巻以降は弘一、沈尹默、王蘧常、来楚生、潘伯鷹、白蕉、陸𠑊少、謝稚柳となっており、いかに沈曾植翁が高く評価されているかを知ることが出来ます。
  2021年12月 張海先生が二人目の名誉会長に
 この度、中国書壇の大御所である張海先生が、翰墨書道会(王蘧常先生 顕彰会)の二人目の名誉会長に就任いただきました。至上な光栄であると同時に、当書道会としても一層の精進をすべきと気持ちを新たにしております。
 張海先生は中国書法家協会主席を2期10年も務められ、その関係で幾度も訪日したことがあります。日本での知人友人も多くおられます。今年の秋には、張海先生の著書「四書体の歌」が当書道会の会長・郭同慶の監修と副会長・藤村遠山の翻訳で、芸術新聞社から発刊されました。好評発売中で、張海先生ご本人も大変悦んでおられます。
 今後も日本との書道交流に力を注いていきたいとのことで、当書道会からの名誉会長就任の打診にも、前向きに対応して戴きました。昔は東の都であった洛陽市(河南省)には、張海先生の名前を冠とした「張海書法芸術館」があり、ここを拠点に今後の日本との書道交流の具体的な企画を検討中と伺っております。張海先生については、当書道会ホームページの「最近の中国書法界の動き」欄で掲載している『中国当代書家20人』第8回をご参照いただければ幸いです。
 なお、張海先生の秘書である中国書法家協会理事の張建才氏にも、当書道会の名誉理事に就任していただきました。また、西泠印社社員・日本華人印社副社長の呂軍さんも、名誉理事に就任いただいたことを併せて報告申し上げます。
 2021年10月
 「四書体の歌」(著者:張海、監修:郭同慶、訳:藤村遠山)を芸術新聞社から発刊。好評発売中(定価:税込み3300円)。   ちらし

 この本は漢字を篆書・隷書・行草書・楷書の四つに分け、それぞれの発展の歴史を概説するとともに、王羲之・顔真卿・蘇東坡(そとうば)鄧石如(とうせきじょ)・呉昌碩など著名な書家に、新たな評価を与えた内容となっています。主要な作品は図版で示し、視覚で各作品の特徴を確かめられるようにもしてあります。さらに著者は、書体毎に五言絶句15首(合計300字)でまとめるという、新しい試みにも挑戦しております。

 張海(ちょうかい)氏は中国では中国書法家協会主席を2期務め、全人代代表(日本の衆議院議員)に選ばれたこともあります。現代中国を代表する書家と言えます。日本との文化交流をも重視し、幾度も訪日したことがあります。中国国内では、これまでに30冊余りの書籍を出してきましたが、海外での出版は今回が初めてとなります。

 「四書体の歌」を一読すれば、漢字がどのように発展してきたか、手に取るようにわかります。そして多くの書家たちが切磋琢磨して、先人に追いつき、追い越そうと努力してきた様子もうかがい知ることが出来るでしょう。ぜひともご購入いただき、中国の歴史の奥深さを堪能されますよう、お願いいたします。             

 2021年7月
 7月20日から「平和、友情、奮闘ー日中韓名家オンライン書法展」が日中文化交流協会、中国人民対外友好協会などの主催で開かれた。日中韓の書家約100名の作品をオンラインで展示するもので、翰墨書道会からは、蘇士澍名誉会長、郭同慶会長が出品した。「四書体の歌」の著者である張海・元中国書法家協会主席も出品した。
            
書法展開催の記事(人民網から転載)
            
書法展開催の記事(日中文化交流協会機関紙から転載)   

           張海作品 蘇士澍作品 郭同慶作品  注:3作品はいずれも人民網から転載。 

 2020年2月
 「王蘧常先生生誕120周年記念 蘧草傳薪/日中書道展・第8回翰墨書道会展」を東京、前橋で開催。
 本展のテーマは「蘧草傳薪」。王蘧常先生が人生を掛けて取り組んだ「章草」は、字形や筆使いなどの面で、従来の章草を大いに発展させ、新たな領域を創り出しました。このため、「蘧草」とも呼ばれており、それを末長く「傳薪」(継承の意味)していくことを目指しています。

 本展では、日中書壇を代表する書家の先生方や「蘧草」継承を目的に研鑽に務めている翰墨書道会の会員のみなさんからも出展いただきました。
                    

  

             
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お問い合わせ、入会申し込みは、下記にお願いします。

<東京教室:山田嘉洲>
携帯:090-5179-6524
mail:
shine163yellow@gmail.com

<前橋教室:郭同慶>
住所: 〒371-0007 
   群馬県前橋市上泉町662-1
tel:027-288-0661
携帯:080-1135-6233
mail:yamada@nittyuu.jp

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